オフィス道場

FILTER で、条件に合う行だけを抜き出す

約10分

このレッスンのゴール

FILTER(配列, 含む) で条件に合う行だけの表を作り、見つからないときの表示を3つ目の引数で決められる

先にこちらを学んでおくと安心:1つの式が下へ広がる「スピル」と、#SPILL! の直し方比較演算子で条件を書き、TRUE/FALSE を読む

「東京店の明細だけを別の表に出して、店長に渡したい」。で絞り込んでコピー……は、明細が増えるたびにやり直しです。FILTER なら、条件に合う行だけの表が自動で作られ、明細が変わればすぐ変わります。

書き方

FILTER(配列, 含む, 空の場合)

配列
抜き出したい表の範囲(見出しは含めない)
含む
行ごとの条件。B2:B13="東京店" のように、配列と同じ行数の範囲で書く
空の場合省略できる
条件に合う行が1つも無いときに出すもの。省略すると #CALC!

=FILTER(A2:D13,B2:B13="東京店") は「B列が東京店の行だけを、A〜D列ごと抜き出す」。条件の B2:B13="東京店" は、12行それぞれについて TRUE/FALSE を出し、TRUE の行だけが残ります。

よくあるミス

条件の範囲の行数が、配列とちがう(B2:B12 など)

#VALUE! になる。配列が 2〜13行なら、条件も 2〜13行

3つ目の引数を省略したまま配る

条件に合う行が無いときに #CALC! が出て、壊れたように見える

このレッスンの用語

関数かんすう
決まった計算をしてくれる命令。=SUM(C2:C11) のように「=関数名(引数)」の形で使う。
引数ひきすう
関数に渡す材料。( ) の中に「,」で区切って並べる。SUMIFS なら「どこを合計するか」「どんな条件か」が引数。