SUMIFS関数で「複数条件の合計」を自動化する
約15分
このレッスンのゴール
SUMIFSを使い、「部署ごと・月ごと」など複数条件に合う数値だけを合計できるようになる
先にこちらを学んでおくと安心:SUM とオート SUM で合計を出す比較演算子で条件を書き、TRUE/FALSE を読む
毎月、部署ごとの経費を電卓で足していませんか?その作業、1つで一瞬になります。
SUMIFS(サム・イフス)は「どこを合計するか」と「どんな条件で絞るか」をとしてセットで伝える関数です。条件はいくつでも足せます。
=SUMIFS(C2:C11合計する範囲(金額),B2:B11条件を探す範囲(部署),"営業部"条件)
「金額の列」のうち、「部署の列が営業部」の行だけを合計する
書き方
=SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2], …)
- 合計対象範囲
- 足し算したい数値が入っている
- 条件範囲1
- 条件を探す範囲。合計対象範囲と同じ行数にする
- 条件1
- 探す値。文字なら "営業部" のようにダブルクォート(")で囲む
- 条件範囲2, 条件2省略できる
- 2つ目以降の条件。必ずペアで追加する(いくつでも追加できる)
よくあるミス
範囲の行数がずれる
=SUMIFS(C2:C11,B2:B10,"営業部")
=SUMIFS(C2:C11,B2:B11,"営業部")
SUMIFSは範囲の大きさがそろっていないと #VALUE! エラーになる
文字の条件にダブルクォートを付け忘れる
=SUMIFS(C2:C11,B2:B11,営業部)
=SUMIFS(C2:C11,B2:B11,"営業部")
"" が無いと、Excelは「営業部」を関数や名前だと思い込んで #NAME? エラーになる
SUMIFと同じ順番で書いてしまう
=SUMIFS(B2:B11,"営業部",C2:C11)
=SUMIFS(C2:C11,B2:B11,"営業部")
合計する範囲の位置が、SUMIFは最後・SUMIFSは最初。SUMIFから乗り換えた人が一番やるミス
このレッスンの用語
- 範囲はんい
C2:C11のように、となり合った複数のセルのまとまり。「:」は「〜から〜まで」の意味。- 引数ひきすう
- 関数に渡す材料。( ) の中に「,」で区切って並べる。SUMIFS なら「どこを合計するか」「どんな条件か」が引数。
- 絶対参照ぜったいさんしょう
$C$2のように $ を付けたセルの指定方法。式をコピーしても参照先がずれない。F4⌘ command+T で $ の付け外しができる。
Windows と Mac のちがい
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| 式の確定 | Enter キーで確定 | return キーで確定 |
| 関数の入力候補 | 共通=SU まで打つと候補一覧が出る。↓キーで選んで Tabtab を押すと「(」まで自動で入る | |
| 絶対参照の $ を付ける | 範囲を選んだ状態で F4 | 範囲を選んだ状態で ⌘ command+T(ノートパソコンの F4 キーは別の機能なので注意) |